みなさん、こんにちは!東京都清瀬市「下宿地域市民センター」の永山です。
6月11日は傘の日です。
日付はこの日が暦の上で「梅雨入り」を意味する雑節の一つ「入梅」になることが多いことからきてます。
洋傘の歴史は江戸時代後期の1804年、長崎に入港した中国(清)からの唐船の舶載品目の中に「黄どんす傘一本」との記述が見られます。
これ以前にも、安土桃山時代に堺の商人が豊臣秀吉に傘を献上した記録など、
洋傘が海外から日本に持ち込まれた形跡はあるが、江戸時代の「黄どんす傘」が洋傘として特定できる最古の記録とされています。
ちなみに、どんす(緞子)とは、室町時代に中国(明)から伝えられたとされる絹の紋織物で、
地は繻子(しゅす)織(サテン)で、地と表裏が反対になった繻子織の裏組織で模様を織り出したものです。
光沢があり高級織物の代名詞とされています。
明治時代、洋傘の輸入本数は多くなり、文明開化の波とともに洋傘は一気に市民の手に渡っていきました。
それでは今日はこの辺りで。
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